放送協会認定受信機
Approved Radio by Nippon Housou Kyokai

放11129号  ビクター 6R-70型 6球スーパー受信機 日本ビクター蓄音器(株) (1939.10.9認定) \185.00

Approved No. 11129 Victor Model 6R-70 6tubes Superheterodyne  Victor Talking Machine Co., of Japan  
(Approved at 09/10/1939) Original Price: JPY 185.00

  

TUBES: 58-2A7-58-2A6-2A5-80 , Electro Dynamic Speaker (6"), I.F.: 175kc

 ビクターの高一付6球スーパー受信機。当時のラジオの中で、国内向けとしてはもっとも高級なもの。
コイル、IFTは当時珍しかったリッツ線を使ったハネカム巻のハイ・インピーダンス形が使われ、性能を向上させている。
また、戦後の日本のスーパーは6ZDH3、後に6AV6が使われたため、検波とAVCに2極管部を兼用した回路が主流となるが、本機では2A6を使用して本格的なD.AVCをかけている。
 また、本機のアンプ部には音質改善のためマジック・ヴォイスと称するNFBがかけられている。
このため通常スピーカに付けられる出力トランスはシャーシ内部に搭載され、スピーカに付いているのは平滑チョークである。
ビクター特有の深いシャーシのため整備性は悪いが、信頼性は高い。
このような高級受信機は太平洋戦争開戦後は官庁などの公用受信機として多く使われた。

本機は、平滑コンデンサが戦後の電解コンデンサに交換されている他、2A6が3ZDH3Aに改造されている。
その他はほぼオリジナルのままで、真空管の交換など、最小限の修理で戦後まで使われたいたようである。

掲載誌:無線と実験 1939.7

(Collection No.11354)

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