逓信省型式試験合格受信機写真

第82号 マツダラジオ ZS-1056/B型 トランスレススーパー 東京芝浦電気(株) (1948.7.5合格) \5,280

  ZS-1056型(初期型, 1号1型?スーパー)

   

TUBES: 12WC5 - 12Y-V1A - 12ZDH3A - 12ZP1A - 36Z-K12, Permanent Dynamic Speaker (5")

東芝の新型トランスレス用真空管「ホームスーパーシリーズ」を使用した中波スーパー。シャーシを階段状にしてST管を小型のシャーシに収納したところに苦心の跡が見られる。このセットは、短期間でキャビネットが変更され、「1号2型スーパー」となった。本機が「1号1型」に相当するのではないかと思われる。

本機は前面パネル中央のロゴマークおよびループアンテナが失われている。

掲載誌:無線と実験 1948.5、電波日本Vol.45,No.1,2

(所蔵No.11600)

ホームスーパー ZS-1056型 (1号3型スーパー) 1948年9月製造

   

  

TUBES: 12WC5 - 12Y-V1A - 12ZDH3A - 12ZP1A - 36Z-K12, Permanent Dynamic Speaker (5")

 このセットも同じZS-1056型だが、後から追加されたバリエーションである。メーカは「1号3型スーパー」と呼んだ。シャーシは、ダイヤルのデザインを除き変更は無い。日本製のセットには珍しくスピーカがシャーシ側に取り付けられている。また、シャーシを小型にするためにIFT2はシャーシの下に取り付けられている。この小型のIFTは一次側非同調となっている。セットの背が低いためシールドケースのキャップは取り付けられない。

(所蔵No.11824)

  ホームスーパー ZS-1056B型 (1号4型スーパー)
  
   

TUBES: 12WC5 - 12Y-V1A - 12ZDH3A - 12ZP1A - 36Z-K12, Permanent Dynamic Speaker (New Vitavox OB-1004, 6.5")

ZS-1056の、最後に追加されたバリエーション。メーカは「1号4型スーパー」と呼んだ。合格番号は共通まで、無理やり小さなキャビネットに押し込んだ1号3型をデザインはそのままに拡大してゆったりしたケースに入れたもの。スピーカを6.5インチ(New Vitavox OB-1004)パーマネント・ダイナミックにしている。キャビネットが大きいため意味はないが、階段型のシャーシはそのままである。

 本機は12ZDH3Aが失われている。
(所蔵No.11356)

 上記1号2型から1号4型の3種類は、1949年まで継続して販売されていた。

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