放送協会認定受信機
Approved Radio by Nippon Housou Kyokai

放11128号  ビクター 4R-10型 4球高一受信機 日本ビクター蓄音器(株) (1939.10.9認定) \78.00

Approved No.11128 Victor Model 4R-10 Victor Talking Machine Co., of Japan   (Approved at 09/10/1939) JPY 78.00

   

  

TUBES: 58-57-47B-12F, TRF, Electro-dynamic Speaker (6")

 ビクターの高一付4球受信機。同社のラジオの中では普及品といえる機種。
ダイナミック・スピーカ、シールドケース入りのハイ・インピーダンス型コイルなど、高級機の技術を踏襲して高品質なセットになっている。
同時期に高二受信機5R-10、スーパーの5R-70も発表されているが、いずれも当時の要求に合わせた個性に乏しい地味なデザインになっている。
本機には、他のビクター製品同様小型のドライバが付属していた。
これは、当時はツマミと真空管を取り付けない状態で梱包、納品されていたため、ユーザが組み立てを行う必要があった。
このため、ツマミを取り付けるための小型のドライバを裏蓋に備えていた。
ドライバは写真のような樹脂製の柄で、「音はビクター」という金文字が押されている。
この付属品が残っていることはほとんどない。
なお、この機種は発売後に認定を取得しているが、このセットには認定標の表示はない。認定以前の製品と思われる。

本機は、出力管が2A5に改造されている。
スピーカは失われ、真空管も12Fを除いてシールドケースごと失われていた。58と57は入手後手持ちのものを取り付けた。
シャーシ内部は比較的オリジナルが良く残されている。

掲載誌:無線と実験 1939.10

(Collection No.11710)

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