東芝受信機41型
Toshiba Receiver Model 41 

トランスレス3球再生式受信機 東京芝浦電気(株)/山中電機(株) 1940年 卸\28.00
3 tubes Transformer-less Regenerative Receiver  Tokyo Shibaura Electric Co., Ltd./Yamanaka Electric Co.,  1940, Wholesale Price \28.00  

    

  シャーシ裏側の構造

TUBES: 12YV1-12ZP1-12XK1-B61

東芝が開発したトランスレス用真空管を使用した再生式受信機。
12YV1-12ZP1-12XK1-B61の構成で、金属フレームのマグネチックを駆動する。
半波整流管を使用しているためB電圧が低く、似た形式の放送局型122号受信機倍電圧整流、出力300mW)に対して、出力が100mWと小さい。
ベークライト板2枚で構成されたシャーシは、真空管ソケットのフレームを兼ねている。
ドイツ製のように複合管を使用していないことからサイズは大きいが、配置や構造はDKE1938に酷似している。
ただ、スピーカが大きいためサイズは一回り大きい。
電球、真空管のトップメーカであった東芝は本格的なラジオセットの販売は行っていなかった。
このセットは一般に市販されたが、東芝自身が製造したものではなく、七欧無線電気および山中電機がOEM供給したものである。
本機は使用部品から山中製と思われる。商品というよりはトランスレス真空管のデモ用といったほうが良い。

This is one of the Toshiba’s first transformer-less sets.
3 tube 0-V-1 regenerative circuit with ballast lamp.
Chassis was made by Bakerite board. It was similar to German DKE1938.
Toshiba was Japanese top maker for vacuum tubes and light bulbs.
They had not manufactured own radio set.
This set was O.E.M. supplied by Yamanaka Electric Co., .
This set sold to customer, however, the quantities of products was limited.
The true purpose of this set was only demonstration for own new transformer-less tubes

本機のツマミは失われている。本来はDKE1938と良く似たデザインのものが使われていた。
本機は、整流管と安定抵抗管が失われている。

Knobs, rectifier tube and ballast lamp ware missing.

掲載誌:伊藤商報1941.6

(Collection No.11794/11713)

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